院長のつぶやき

news

肋骨骨折 ゴルフ骨折
2021/11/24
肋骨は外力を受けやすく骨折の中でも発生頻度は高い骨折です(10%~20%)。またゴルフスイングでの体の捻転動作、女性では骨粗鬆症を起こし、くしゃみ・咳などによって骨折をする可能性が高いです。子供は肋骨に弾力性がありますので骨折はまれでしょう。

肋骨は12対、計24本あります。第5~第8肋骨に骨折が多く、その中でも特に第7肋骨に骨折が多いと言われています。ゴルフスイングによる疲労骨折では右利きの人は左の第5、6肋骨の肋骨角(背中側)の骨折が特に多いと言われています。

症状は深呼吸や咳、くしゃみにより痛みが増し、体幹の回旋、屈曲、伸展、側屈などでも痛みが増します。また骨折しているところに手を当て深呼吸を行うと、軋轢音(ギュッという感触)がします。

合併症を引き起こしていない場合は、固定を3~4週間行い安静にし、様子をみるようにしてください。
肋骨骨折 ゴルフ骨折
肋骨骨折 ゴルフ骨折