院長のつぶやき

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野球選手にとって体幹がなぜ重要なのか?
2025/11/18
こんにちは、ありよし整骨院です。

野球の現場に長く携わっていると、結果が出る選手ほど体幹の使い方がうまいという共通点があります。
逆に、フォームが崩れやすい・肩肘を痛めやすい・球速が伸びない選手の多くは、体幹が弱かったり正しく使えていなかったりします。

■ 体幹が弱いと、野球はどうなる?

野球は「手と足のスポーツ」に見えて、実は 胴体=体幹が動きの中心です。
ここが安定しないと、どれだけ練習しても本来の力を発揮できません。

① フォームがブレる
投球・打撃どちらも、体幹の軸が安定しないと上半身と下半身の連動が途切れます。
フォームが安定しないため、球質やスイングの再現性が落ちます。

② 肩・肘・腰に負担が集中
体幹でエネルギーを受け止められないと、
本来受ける必要のない“余分な負担”を肩や肘、腰が代わりに受けてしまいます。
結果として痛みや故障につながりやすくなります。

③ 下半身のパワーを上半身に伝えられない
野球の動作は「地面反力」をいかに正しく伝えるかが重要。
体幹が弱いと、下半身の強い力が途中で逃げてしまい、球速・打球速度が伸びにくくなります。

■ 体幹が強い選手は何が違う?
・軸がブレない
・下半身の力を効率よく腕へ伝えられる
・肩や肘への負担が減り、ケガが減る
・スイングや投球の再現性が高い
・疲れにくく、試合後半でもパフォーマンスが落ちにくい

“体幹が強い”というより
「使える体幹」になっていることが最重要です。

学生〜社会人まで多数の野球選手への施術・コンディショニング経験をもとに、選手一人ひとりの課題に合わせた改善を行っています。

■ 体幹を鍛える第一歩は“姿勢”

意外に思われるかもしれませんが、体幹トレーニングをする前に 正しい姿勢・骨盤の角度をつくることが最優先です。

・骨盤が後傾 → 下半身のパワーが逃げる
・胸郭が固い → 体幹が使えず肩肘に負担
・体幹の軸がずれる → フォームが不安定

姿勢が整うと、体幹トレーニングの効果が一気に上がります。

■ 最後に
野球は身体の連動がすべて。
その中心にあるのが 体幹 です。

どれだけ練習しても「球速が伸びない」「フォームが安定しない」「肩肘が痛む」そんな悩みの裏には、体幹の使い方が隠れていることが多いです。

ありよし整骨院では、野球選手のパフォーマンス向上と、安心してプレーを続けられる身体作りを全力でサポートします。
野球選手にとって体幹がなぜ重要なのか?
野球選手にとって体幹がなぜ重要なのか?
【院長の原点】小学生の頃から野球一筋。あの頃のバッティング写真から
2025/11/12
こんにちは!ありよし整骨院の院長・有吉です。
今日は少し昔の話をさせてください。

実はこの写真、小学生の頃の私のバッティング姿です。
まだ体も小さく、ユニフォームも少しブカブカ(笑)。
でもこの頃から、野球が本当に大好きで、
放課後は毎日のようにグラウンドへ行っていました。

当時は「少しでも遠くへ飛ばしたい」「速い球を打ち返したい」
そんな一心で練習していましたが、
いま思えば、この頃の積み重ねが
今の「体の使い方」や「ケガをしにくいフォーム作り」に
つながっていると感じます。

⚾ 野球経験が“今”の施術に生きています

中学・高校・大学と野球を続け、
ケガや故障を何度も経験しました。
そのたびに、「なぜ痛くなるのか」「どうすれば防げるのか」を考え、
今の施術スタイルへとつながっています。

みき癒やしの整骨院(ありよし整骨院)では、
野球肩・野球肘・腰痛など、
スポーツを頑張る学生のサポートにも力を入れています。
特に、体の動かし方・柔軟性・フォームのクセを見極めて、
再発を防ぐケアを行っています。

🧍‍♂️野球少年・保護者さんへ

小学生のうちから「正しい体の使い方」を身につけることが、
ケガを防ぎ、パフォーマンスを伸ばす第一歩です。
肩や肘の違和感、体のバランスが気になる方は、
お気軽にご相談ください。
【院長の原点】小学生の頃から野球一筋。あの頃のバッティング写真から
【院長の原点】小学生の頃から野球一筋。あの頃のバッティング写真から
【エコー画像あり】オスグッドの痛みを早期改善!
2025/11/05
成長期の学生に多い膝の痛み「オスグッド病(オスグッド・シュラッター病)」。
明石市大久保町の ありよし整骨院 でも、野球・サッカー・バスケットボールなど
スポーツを頑張る小中高生の来院が増えています。

今回は、エコー画像で実際に確認したオスグッド症例をご紹介します。

◆ エコーで見える“オスグッド”とは?

当院では痛みの部位を運動器エコーで確認します。
下の画像のように(左がオスグッド)、膝のお皿の下(脛骨粗面)部分に
骨の突出が見られるケースがあります。

◆ オスグッドの主な原因

1.成長期で骨が柔らかい

2.太ももの前(大腿四頭筋)の柔軟性低下

3.練習量・ジャンプ動作の多さ

4.休養不足や体の使い方のクセ

オスグッドは「膝だけの問題」ではなく、
股関節・足首の動きの硬さが関係しているケースが多くあります。

◆ ありよし整骨院のオスグッド施術

当院では、痛みの軽減と再発防止の両立を目指しています。

【施術内容例】

エコーで炎症状態を確認

1.微弱電流で炎症を鎮める

2.太もも・股関節・ふくらはぎのリリース

3.テーピング・ストレッチ指導

4.姿勢・動作の修正(しゃがみ込み・走り動作)

特に「エコーによる定期チェック」で、
痛みの変化や回復過程を見える化できるのが大きな強みです。

【施術後の変化(例)】

・ エコー上での腫れが軽減
・ しゃがみ込み時の痛みが消失
・ 練習後の痛みが大幅に減少

多くの学生が、数回の施術+ストレッチ指導で競技復帰を果たしています。

◆ 保護者の方へ

お子さんが「膝が痛い」と言っても、我慢して練習を続けることが多いです。
痛みを放置すると骨の隆起が進み、長期間痛みが残ることもあります。

当院では、エコー画像を見ながら説明するので安心・納得して施術を受けていただけます。

◆ まとめ

・オスグッドはエコー検査で状態を確認できる
・痛みの原因を可視化し、正確な施術が可能
・ありよし整骨院では再発予防までサポート

ありよし整骨院(明石市大久保町)
「痛みを見える化する整骨院」
【エコー画像あり】オスグッドの痛みを早期改善!
【エコー画像あり】オスグッドの痛みを早期改善!
小学生の若木骨折を早期発見 
2025/10/29
先日、明石市内の小学6年生の男の子が「自転車で転倒して腕が痛い」と来院されました。転倒の際に手をついたようで、前腕部には腫れと圧痛があり、動かすと強い痛みを訴えていました。見た目だけでは打撲や捻挫との区別が難しいため、当院では運動器エコー(超音波検査)を行いました。

エコー画像を確認すると、骨の表面にわずかな連続性の乱れがあり、「若木骨折(わかぎこっせつ)」の疑いが見られました。若木骨折とは、成長期のお子さまに多くみられる骨折で、骨がしなやかに曲がるように折れるのが特徴です。レントゲンでは見落とされることもあるため、腫れや痛みが強い場合はエコー検査がとても有効です。

当院では、患部を安静に保つため応急処置として固定を行い、その後は整形外科でのレントゲン検査をおすすめしました。後日、お母さまから「整形外科で若木骨折と診断されました」とご連絡をいただきました。私の見立ても正しく、早期に対応できたことに安心いたしました。

若木骨折は放置すると骨の変形や可動域制限が残ることもありますが、早期発見と適切な処置でしっかり回復できます。自転車での転倒やスポーツ中のケガで、腫れや痛みが強いときは「骨折かもしれない」という意識が大切です。

明石市でお子さまのケガや骨折が心配な方は、運動器エコーを用いた早期発見が可能な【ありよし整骨院】へぜひご相談ください。
小学生の若木骨折を早期発見 
小学生の若木骨折を早期発見 
投手に多い肘の内側側副靭帯損傷(MCL損傷)について
2025/10/22
こんにちは、ありよし整骨院です。
今回は、野球の投手に特に多い「肘の内側側副靭帯損傷(MCL損傷)」についてお話しします。

肘の内側側副靭帯は、投球動作の中でボールをリリースする瞬間に強い外反ストレス(肘が外に開く力)を受け続ける部位であり、投手にとって最も酷使される靭帯のひとつです。投げすぎやフォームの崩れ、肩や股関節の可動域制限などにより、肘だけに負担が集中してしまうと、靭帯が徐々に引き伸ばされ、やがて損傷へとつながります。

初期の段階では「肘の内側が張る」「投げるときだけ痛い」といった違和感程度ですが、症状が進行するとリリース時の瞬間的な痛みやボールの伸びの低下、コントロールの乱れなどが起こります。さらに進行すると、靭帯が部分断裂や完全断裂を起こし、いわゆる“トミー・ジョン手術”が必要になるケースもあります。

ありよし整骨院では、まず痛みの原因を単に肘だけでなく、肩・肩甲骨・股関節・体幹の連動性の観点から評価します。炎症期には無理な投球を避け、超音波治療や電気療法で炎症を抑え、安静を保ちながら可動域を維持します。痛みが落ち着いた段階では、フォームに影響を与える肩甲骨の動きや股関節の柔軟性を高めるリハビリを行い、投球動作全体のバランスを整えていきます。

再発を防ぐためには、単なる肘の治療ではなく、「なぜそこに負担が集中したのか」を明確にすることが大切です。当院では投手一人ひとりのフォームや投球数、ポジション、体の使い方を確認しながら、段階的に投球復帰までサポートしていきます。

「肘の内側に違和感がある」「投げるときに力が抜ける」「フォロースルーで痛みが残る」などの症状を感じたときは、早めのケアが何よりも重要です。軽い痛みのうちに適切な施術と動作改善を行うことで、手術に至るリスクを大幅に減らすことができます。

ありよし整骨院では、投手専門のリハビリ・トレーニングを通して、再発予防とパフォーマンス向上を同時にサポートしています。明石市で肘の痛みに悩む投手の方は、ぜひ一度ご相談ください。
投手に多い肘の内側側副靭帯損傷(MCL損傷)について
投手に多い肘の内側側副靭帯損傷(MCL損傷)について