院長のつぶやき

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膝部の打撲
2021/11/21
先日高校生が部活中に転倒し地面に膝部を強打し来院しました。
院内へ入ってきたときには、歩行も跛行となっており相当痛そうだなと思いました。

施術室へ案内し、触診をさせてもらいうと圧痛や腫脹が強いため膝関節の検査もできない状態でした。
本人と親御さんには、膝蓋骨の骨折、前十字靭帯、後十字靭帯、半月板などの損傷もあることを伝え、痛みがある程度治まり、膝関節に可動域が出てきたときに検査させていただくことも了承を得て当日は施術させていただきました。

腫脹や熱感が強いため、マイクロカレント(微弱電流)を当てながらアイシングを行い、テーピングで圧迫し当日は終了。

2日目には歩行も落ち着いており、荷重も少しかけれるくらいになっていました。圧痛は強かったですが、腫脹は落ち着き、膝関節のROMもある程度出ていました。本人も昨日よりはかなり楽になったとのこと。本日もアイシングとマイクロカレント、テーピングにて圧迫。

3日目になるとほとんど腫脹は消失。膝関節ROMもかなり改善。膝関節の検査法も行え、前十字、後十字、半月板損傷がないことを確認でき、骨折の疑いもなく、本人と親御さんも安心しておられました。大腿部のMMTもFULLで出るくらいまで回復しており、本日より電気治療のバーストモードで筋力の回復を行いました。

4日目には患側で荷重をかけるトレーニング、BOSUを使いバランス感覚の練習を行い、復帰に向け順調に回復。

5日目は全く痛みがなく本日をもって治癒としました。

たかが打撲と思って個人で判断せず、特にスポーツをされている方は神経質になっても良いくらいだと思います。

明石大久保のありよし整骨院では、スポーツ障害の方や、腰痛、肩こりなどでお困りの方まで、丁寧に施術させていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。

膝部の打撲
膝部の打撲