院長のつぶやき

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こんなときどうする?
2022/04/14
先日、普段から当整骨院へ通院している高校生の野球部の生徒が「先生、先日腕にピッチャー返しをくらいました」と言われ、シャツを捲ると上腕部の広範囲に血種ができていました。しかも聞くところによると初回にピッチャー返しをくらい、その後7回まで投げていたので驚き。おまけにくらったのは利き腕(;゚Д゚)

私「なぜその日に整骨院に来なかったのか?その後のケアは?」
生徒「投げ終わってからアイシングだけです」

はぁー(タメ息)...。(-_-メ)

本人は打撲なんで大丈夫かなと思い、軽く考えていたみたいです。

打撲を軽く考えてはいけないんです。
実は打撲から大変な併発症を招くこともあるんです。

外傷性骨化性筋炎といった症状をご存じでしょうか?
外傷性骨化性筋炎とは筋肉に外力が加わり、カルシウムが沈着し筋肉の中に骨が形成されます。
好発部位は大腿部ですが、もちろん上腕部にも起こります。

外傷性骨化性筋炎の予防としてはやはりRICE処置でしょう。
安静・冷却・圧迫・挙上といったことが大切です。

学生は自分の判断でプレーを続けようとします。

選手生命にもかかわってくるので、そこは大人たちがしっかりと判断してほしいです。

たかが打撲と考えず、打撲でも一度専門医に診てもらうことをお勧めします。

明石大久保のありよし整骨院はスポーツ外傷や慢性の肩こりや腰痛といった症状で悩んでいる方など、患者さんの身になって考え施術いたします。お気軽にご相談ください。

こんなときどうする?
こんなときどうする?